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日々の糧—香り日記—

日々出会った香水について記してゆく日記。

13.石鹸(カーニバル 他)

今回は香水石鹸について書こうと思う。

パフュームでは香りがきつ過ぎて気持ちが悪くなる。という人も少なくないと思う。
そのような人でもだいたい嫌悪感無く纏えるのが石鹸の香りだろう。

身近なメーカーだと花王のホワイト石鹸の香りが結構好きなのだが、世界には様々な石鹸が溢れている訳で、一生掛かっても嗅ぎ尽くせない程の種類と香りがあるはずである。

その中で、去年偶然出会った香水石鹸のクラウス・ポルトは香水石鹸だけあって良い香りが豊富に揃っていた。
後に調べたらラグジュアリーソープの老舗らしい。

以下が購入したものなのだが、

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左から
ブラックサンバースト(チュベローズ)
カーニバル(ハニーサックル)
スプリング(レタス)
スマート(ローズ)
という名前になっている。

伊勢丹にて、パッケージに一目惚れして試香させて貰ったらどれもとても良い。その中から悩みに悩んで買ったのが上記の4点だった。
可憐なパッケージを開くと高級石鹸らしく更に薄紙で丁重に包まれており、それをそっと開いていると何やらいけない事をしているような気にさえなる。

実は、最初はカーニバル以外プレゼント用に選んでいたのだが、開けたら最後広がった香りでどうしても手放すのが惜しくなり、全て自分のものにしてしまった。
(どれも花言葉的にプレゼントには不向きだったという事にしている。)



まだ実際に使用しているのはカーニバルのみなのだが、香りの所感は以下。




ブラックサンバースト
→チュベローズの独特の甘い香りがしっかり表現されている。名前とパッケージからしてキツそうなイメージだが、他の花々の香りも含まれており、瑞々しくもあくまで石鹸の爽やかを失っていない。フルーツの名前は見られないが、フルーティーさを感じる。


カーニバル
→ジャスミンやウッド系の香りが混ざっているからか、香りにまろやかさがある。豊かな花々の香りなのだが、中でもガーデニアを強く感じた。パフュームでもありそうな香り。実際に泡立てて使用するとやはり石鹸であり、それらは仄かに香る。


スプリング
→これは実際に嗅いで欲しいのだが、レタスである。青々としたレタスの香りと、瓜っぽい甘さ(キュウリらしい)とグリーン系の甘く優しい香りが混ざり合い、個性はあるが嗅ぎやすくリラックスも出来る香りになっている。レタスの香りの可能性に目から鱗であった。
 

スマート
→芳醇なローズが主体というよりは、レモンのような甘さの抑えられた爽やかな香りと一緒にバラが香る。ただし4種類もバラを使っているだけあって濃厚さはある。ピオニーも入っており、それらの生花的な青さも石鹸らしさを感じる要素になっているのかなとも感じる。





クラウス・ポルトには他にも良い香り・変わり種の香りが沢山ある。上記のものらはクラシコ/ファンタジア コレクションの一部らしいが、他のバスソープシリーズもバナナとローズのような変わった組み合わせの香りがあって興味深かった。

1社のみでこんなにも楽しめるのだ、石鹸の香りの世界も踏み入れたら奥が深いだろう。
可能であれば、いつかバスルームに好みの香りの石鹸を並べた石鹸バーを作りたいとは心のどこかで思っている。



クラウス・ポルト